岩手県平泉町 中尊寺
岩手県平泉町 中尊寺に行きました。
一番奥の金色堂に辿り着くまでは長い上り坂があり息を切らせますが、至る所にお堂や店舗があるので眺めたり拝んだりすれば休憩になるのでさほどキツさを感じることなく最後まで坂を上れます。
坂を最後まで上ると中尊寺の宝物館と金色堂があり、拝観料800円を支払います。クレジットカード払いも出来ます。
館内撮影禁止なので写真は取れませんでしたが、豪華な金色の仏像は本当に平安時代のものなのか?と疑ってしまうほど綺麗。
刀や数珠などの服装品は、いかにも遺跡から見つかった遺体周辺から出土した服装品、という見た目でした。
私が最も興味を持っていたのは奥州藤原氏親子四代のミイラが、ここ金色堂に安置されている、ということ。
宝物館のスタッフの方にミイラの安置場所を詳しく聞き、金色堂を拝観しました。ミイラは金色堂下部の壇の中に安置されている、とのこと。
900年も前にこの地を治めていた首長の遺体が今でも収められ続けている、というのには非常に歴史ロマンを感じさせられます。
中尊寺入り口付近には源頼朝軍に襲われる源義経を自身の最期まで守ったとされる家来の武蔵坊弁慶の墓があり、まじまじと眺めてきました。
主君のために一心に忠義を尽くすというストーリーに胸打たれました。
今回学んだこと。それは、訪れる観光地の情報は出来る限り仕入れておく、ということ。
実は今回、危なく宝物館だけを眺めて肝心の金色堂を眺めずに帰ってしまうところだったのです。
奥州藤原氏の遺体がどこに安置されているのかをスタッフの方に聞いて丁寧に教えてもらったおかけで金色堂を拝観出来ました。
これは私が、中尊寺には親子四代の遺体が現存しているという情報を知っていたからスタッフの方に訪ねられたことです。
観光地に行く際には是非事前にその場所のことを勉強しておきたいですね。