私がギター講師になったきっかけ
仙台のギター教室「仙台入門ギター弾き語り倶楽部」の講師の佐々木です。
私はギター講師となる前は日本語教師の資格を大学で取得した後、知り合いのベトナム人の息子に日本語と原付免許の試験対策を自宅出張で指導していました。
その子は当時16歳の男子高校生。勉強が大嫌いで、スマホゲームなどをしてばかりでした。
私がその子に日本語能力試験対策の問題集を買って教えていたのですが、指導中、私の説明はロクに聞かず勉強を放棄するような、手のかかる子でした。
原付免許の試験には、対策指導の後3回連れて行きましたが彼は3回とも不合格。
そんな彼が「僕の高校でギターの試験があるから、佐々木(呼び捨てで呼んでいた)、ギター教えられる?」
と聞かれ、私は「OK」と返事をしギターを教えたら彼は良くついてきてくれて、彼が好きなベトナムの曲の伴奏を教えたら2~3回のレッスンで上達が見られ、彼の母親も喜んでくれました。
この時私は「ギターならどんどん教えられる。これで皆が喜んでくれるなら、ギターの指導を仕事にしよう」
と思い、ギター講師となることを決意しました。
それは令和2(2020)年10月くらいの事でした。
以下の写真は、当教室がギターレッスン業務を始めた直後、ベトナム人の若者達にギターを教えていた頃のものです。