私の大好きスポット 銭形不動尊 in 花壇川前丁

仙台市青葉区花壇川前丁の広瀬川沿いに鎮座している不動尊を見に行きました。

最高でした。

広瀬川の流れる音が聞こえ、傍には今にも開花しそうな桜の木があり、とても良いロケーションに鎮座している銭形不動尊。

向かって右側の、石に刻んで浮き上がらせるように掘ってある不動明王は文政九年九月のもの。

これは元々は伊達政宗が当時の銭を鋳造するための型として使用させていた石の裏に彫ったものがこの不動明王なのだそう。

この不動明王の裏側には当時使われていた銭形が彫られているのでしょうが、現在は見られなくなっています。

向かって左側の赤い服を着ている不動明王は一見、新し目の石仏に見えますが、首を切断された痕跡が見えますので明治初期の仏教弾圧の頃には既にあったものと考えられるので相当古いもののようです。

煩悩に悩まされる人々を救うために造られたであろうこの不動尊。

造った人の他者を想う優しい心を推察すると、心暖まります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です